  | 
       
      <125>座右の銘と出世の近道14則 
         
       小売・流通業界の活性化に向けて、是非とも顧客ニーズ(顕在需要のみでなく潜在需要も)にフィットするモノ・コトを提案できるビジネスフレームを構築できる経営者の育成を望むものです。実践はやってみないと判らない事もあるのですが、やる前に判る事は事前に抑えておくべきです。 
 
「座右の銘」は、自分で作ったのですが、 
1.セレクトマーケティング 
2.ワイドマーケティング 
3.セレクトマーチャンダイジング 
4.ワイドマネージメント     です。 
 
これは、自分のやりたい事をできるかどうかを調査して、 
一歩下がって俯瞰してみて、方向性があっているのかの確認をして。 
それから自分のやりたい・できる領域に徹底して実行して、 
最後に全体を見てのマネージメントをすると言う事であり、成功の手順なのです。 
 
小職は30歳でこの順番を、2.1.3.4で作成しており、37歳に課長に同期で最短の昇格した時に、はたと気が付き、2と1を入れ替えた方が良いと判断して、それ以降この順番にて仕事をしてきたのです。 
 
そのおかげか2年後に次長、その2年後に部長代行、その2年後に部長になり、 
その2年後に当時一部上場会社であった前職の最年少取締役になった自らの哲学でもある「座右の銘」で、今でも実践しています。 
 
「出世の近道14則」も自分で作成したものですが、自分が正しいという思いを達成するには、 
1.  会社がどうあるべきか? 
2.  その為には何が欠けているのか? 
3.  欠けているものを埋めるには何が必要なのか? 
4.  その中で自分の出来る事は? 
5.  それを達成するには、自らの位置を高くして、権限を持つこと。 
6.  上に上がるには、自分の思いを貫く事のみでは無理。 
7.  回りの情報を集め、一番近道で結果を出し続けること。 
8.  まずは自らがどうあるべきか? 
9.  その中で自ら出来る事と出来ない事の区分けをすること 
10. 自ら出来る事は当然自分や部下で行い、出来ない事は上司や外部を使ってでも結果を 
達成することなのです。 
11.自ら方向性を修正して理想に引っ張っていくのですから、部下には辻説法を繰り返し、 
納得させる事。人は納得すれば動くのですから、 
結果動かなければ指示したことのみでも、最低やらせるための命令になりますが、、、 
12.併行して、社内や社外の情報を集め、会社や自らの良いところと悪いところを見極める 
目線軸を持ち、良いところを肯定しながら、悪いところを否定する事と、YES―BUT法で 
外部も動かせるのです。常に能動的に、、 
14.自らが正しいと思うなら、早く出世して、部下の数を増やし、釦を押したら大きな結果の出る立場になり、組織を構築し、結果の出る運用を心掛けると経営が可能になるのです。 
当然責任も付いてきますが、、   です。                     
    
社長は社の経営者であり、営業本部長は取締役であろうとも、実行部隊の隊長でもあります。 
社長や営業本部長が部下にVISIONや方向性を示し、納得させれば好結果で、納得させられ 
なくても指示した最低限の結果でも出させられるのです。、 
 今更の行動規範ですが、社会人としては死ぬまで勉強と思っていますので、、、 
上記行動指針は小職が前職の若い時に策定したもので、まだ現在にも通用すると思います。 
 
現状を的確に把握し、その欠陥に手を入れて改善していかないと取り残されるのです。経営者は企業の理想をしっかり持ち、現実を的確に把握し、その差を直線で埋める施策をスピード感覚を持って、実行することが必要不可欠な時代と思われます。 
健全なる企業経営に早急に改善・改革できる事を祈念致します。 
 
2016.11.30 
        株式会社 オチマーケティングオフィス  生地 雅之 
         
       
       |