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      <105>衣料品事業改革に向けて 
       
       
        1.自店に来店されるお客様のニーズ把握不足(マーケティング不足) 
自社ではなく、自店に来店されているお客様のイメージをマーケティングする事から 
         
        2.自店に来店されるお客様のニーズに適した商品供給不足(マーチャンダイジング不足) 
マーケティング結果をベースに、そのライフスタイルに適した商品提案の実行 
         
        3.自店に来店されるお客様へのプロモーション不足 
自店顧客の情報の取り方を確認して、その方法に沿ったプロモーションを実施 
         
        4.自店に来店されていないが、その商品を必要とされるお客様へのプロモーション不足 
自店顧客に必要な商品を必要とされる自店顧客でないエリア内顧客を探し、伝達する事 
         
        5.売上に対する必要量の洞察力不足(妥当な仕入数の判断不足・在庫管理不足=MD不足) 
前年の販売実績(PB別)に沿った、来期必要量の設定(金学と数量の両面から) 
         
        6.その商品を販売するに適した売場構築力不足(什器と商品レイアウトとVMD不足) 
商品量をSKU別に組み分け、売場に展開できない品番数や色数を絞り込む 
         
        7.その商品を販売するに適した販売員不足(商品知識と販売技術不足) 
商品知識のみではなく、コーディネイト提案やシチュエーション提案ができるスキルを 
         
        8.それの全体を管理するマネージメント不足 
売上、スキル等を数値管理し、誰が見ても明白なガラス張り人事考課を設定し、実行する事 
         
        9.その他 
 
売場以外にはヒントとマネーが落ちていないのですから、常に現場でヒントや気付きを見つける知力と、それを拾う体力を身につける事が企業を維持向上させていく重要なファクターなのです。マーケットはブルーオーシャンなのですから、マーケティング力とマーチャンダイジング力、そしてマネージメント力のバランスの良い構築が必要です。 
健全なる企業経営に早急に改善・改革できる事を祈念致します。 
 
2015.03.30 
        株式会社 オチマーケティングオフィス  生地 雅之 
         
       
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